高等部第1期卒業生にインタビュー!
今回、オーストラリア大学に進学された沖縄国際学院高等専修学校第一期卒業生の方とその保護者の方にインタビューを行いました。
<卒業生>
―大学生活の様子、お友達のこと
「こんな感じで勉強したいな」と思っていた環境で、すごい楽しいです。
私の通っている大学は特に海外からの生徒も多いので、色んな人種や性格の人がいます。その中で、私はオーストラリア人、ドイツ人、シンガポール人の友達がいます。友達と交流していく中で、ドイツ人の友達が、ドイツでよく食べるおやつを作って持ってきてくれて、一緒にピクニックしながら食べたりしながらドイツの家庭料理に触れることができて、こういう交流もいいなと思いました。今度は私が日本のお菓子を持って行く予定です。
―大学生となった今、IBがどう生かされているか
商業を勉強している中で、論文メインの授業も結構あります。
その授業では、生徒が多いので、先生につきっきりで見てもらうというよりは、各自で書き進めていくスタイルです。OISでは論文の書き方や自分の弱点を細かく見てもらっていたので、今それがすごく生かされているな、と感じます。
―今振り返ったときにDPとは何だったと感じるか
大学生活の準備だったと感じます。まだ大学1年生だからというのもあるかもしれないですが、想像してたよりは大変じゃなくて。
余裕があることで勉強と遊びがいいバランスで両立できているなと感じます。
また、勉強にあまりストレスを感じないのはOISで経験したDPでの大変さがあったからだと思うので、そういった面でも大学生活に大いに役立っています。
―OISの強み・特色
少人数であるところです。
こんなに先生から手厚く見てもらえることはなかなかないので、良いところだと思います。
―過去の自分に言いたいこと、後輩へのアドバイス
このまま頑張っていけば大丈夫だよ、と過去の自分に言いたいです。
後輩へのアドバイスとしては、DPは今の時期しかないので、できることは悔いのないように精一杯やって、OISの少人数という良いところをきちんと利用し先生方にアドバイスをもらったり、論文を仕上げるために先生方に助けてもらうことで自分のいる環境を十分に使って行くといいと思います。
―今後の展望
海外の大学に進学して現地の子を見ていると、みんなすごい積極的に自分をアピールし、先生や先輩との交流を深め、インターンシップをつかむためのコネクションを作ったりしているので、自分も積極的に実際の社会に触れる体験をしていけたらと思います。
<お母さま>
―1期生のご家族としてどのように支えたか
寝不足や体調不良にならないように、食事面や体調管理に気を付けてサポートしていました。
あとは送迎です。スクールバスに乗せてしまえば簡単ですが、行き帰りの片道30分の車内で子供たちと話す時間も大切でしたし、楽しかったし、そういう毎日の些細なことを一番大事にしていました。
―お子さんがオーストラリアに行くと決まった時のお気持ち
あぁついに来たか!と思いました。
絶対どこかには行くことになっていたし、親戚がいる国もあってそこだと安心ですが、本人が行きたがっていたのはオーストラリアだから決まってよかったなと思いました。
学校生活に関しては楽しくなるんだろうなと思ってたから全然心配してないですが、今の生活が変わっていくとどうなるんだろうというのと、新しい生活、食事が一番心配でした。
本人もしっかりしてきて楽しんでいるようなので、今は安心しています。