国際バカロレア コース｜沖縄国際学院 高等専修学校＜オキナワインターナショナルスクール＞

パーソナル・プロジェクト

国際バカロレア・ミドル・イヤーズ・プログラム(MYP)の5年生(高等部1年生)による、集大成の探究プロジェクトです。生徒自身の興味のある分野を約半年にわたって探究し、成果物を創作します。このプロジェクトに挑むことで、学ぶ姿勢が確立し、大学へ進学の礎と、生涯学習者となる自己管理、リサーチ、コミュニケーション、批判的・創造的思考、コラボレーション等の能力を身につけます。発表はアイデア・基準・展開・課題・計画・調査・解決策・進捗状況の報告というプロセスジャーナルにに沿って英語でおこなわれます。

アカデミック英語

IBDPでは英検1級レベル（CEFR C1）の英語力を駆使して、アカデミックな論説文を書く力が求められます。さまざまな文書を書くためには、その文書に適した語彙力と、正しい文法力が必要です。生徒は与えられた課題を多くこなすことで、大学や社会での専門分野の英語にも対応できるようになります。

数学

探究を主体に批判的思考や実社会での応用を学びます。多彩なプロジェクト、共同での問題解決、実践的な活動を通して数学的概念を高めます。グラフィック・ディスプレイ電卓などの高度なテクノロジーを活用して分析力を磨き、IBディプロマ・プログラム(DP)数学の厳しい要求に応える準備を整えます。

知の理論

IB教育の特徴である探究学習は、教師が常に生徒へ「なぜ?なに?」と問いかけ、生徒の答えに対してさらに「なぜ?なに?」と問い続けます。この繰り返しの中で探究を深め、知見を広げ、問題解決能力を高めるのがTheory of Knowlege(TOK)「知の理論」です。10年生は、11年生から本格的に始まるTOKの準備学習として、Pre-TOKの授業に取り組みます。

創造性・活動・奉仕

IBディプロマ・プログラムにおけるCAS(創造性・活動・奉仕)を通じて、体験的学習と個人的成長を受け入れましょう。創造性、身体的健康、コミュニティサービスを育む多様な活動に参加しましょう。芸術的な追求からスポーツ、ボランティア活動まで、CASは学生にコンフォートゾーンから一歩踏み出し、リーダーシップスキルを開発し、世界に良い影響を与えることを奨励します。

社会

地域的、国家的、国際的、そして世界的な次元への理解を深めるとともに、自分自身の生活に関りを持ちそうな問題まで掘り下げて、深く探究します。権力・主権・国際関係・人権・環境開発・平和と紛争など、実際の事例や未来予想、ケーススタディに基づきながら、国境を越えた視点を持ってクラスメートと対話・討論し、競合する主張や争点を理解する能力を身につけていきます。

言語と文学

英語と日本語の二言語で提供され、各自の主要言語で履修します。さまざまな媒体を通して広い範囲の文学・非文学作品を学び、それらがコミュニケーション上で担う役割を研究。言語そのものの特性や、言語がアイデンティティや文化にどのように影響するかなどを深く学びます。また、各テクストの背景にある文化的な意味や価値を理解することで、批評的思考や表現力を発展させます。

化学

物質の性質の探究や化学反応の理解、エネルギー伝達の原理、環境の持続可能性の調査。これらMYP5で学んできた基礎を活かして、DPでは大学入学前のレベルで化学を学ぶための主要概念・理論・方法論・応用などを厳格に包括的に探究します。化学現象を深く理解し、批判的な探究を行い、実験に不可欠なスキルを養います。

美術

偉大な芸術を偉大たらしめる要素を集中的に調査する、包括的なプログラムです。堅実なポートフォリオだけでなく、個人的な成長を促進し、厳しい学業環境の中で創造的な表現の場を提供します。幅広いメディアを用いて実験を行い、生徒個々のビジョンに合わせてアート制作のスキルを磨き、インスピレーションに満ちた作品群の展覧会で集大成を迎えます。