進路・進学 Guidance
本校は 文部科学大臣が指定した学校法人の高等専修学校です。
大学入学資格付与指定校であり、本校修了者は大学入学に関して、高等学校卒業者と同等以上の学力があると認められ、国内・海外の大学を受験することができます。
OISの進路・進学指導は Academic Guidance と呼ばれます。担当者はアカデミックカウンセラーとしての立場で、「偏差値」だけでの進路指導は行いません。 OISのアカデミックカウンセラーは、大学進学計画の非常に重要な役割を担っています。
カウンセラーが生徒のことをよく知っているほど、最適な大学の提案や、キャリアに関するアドバイスにおいて、より戦略的な指導を果たすことができます。 カウンセラーは常に豊富な経験と最新の情報を持ち、生徒が認識するものより、はるかに多くの大学やキャリアパスに精通して、彼らに可能性にあふれた未開拓の選択肢を提供します。
本校の生徒たちは、大学への出願を始める前にカウンセラーの専門知識を活用して、学校の規模・地域・希望に添った学習コースなどをじっくりと話し合います。
生徒とのこうした緊密で親身な伴走体制によって、一人ひとりの「成功感」と「さらなる向上心」を満たす数多くの進学実績を実現しています。
The International Baccalaureate®（IB） assesses student work as direct evidence of achievement against the stated goals of the Diploma Programme（DP） courses.
OISでは、高校2年・3年次の2年間で国際バカロレア、ディプロマ・プログラム（DP）のカリキュラムを履修し、国際的に認められる大学入学資格(国際バカロレア資格)の取得にチャレンジします。
国際バカロレア資格の取得には、DPカリキュラムをすべて履修し、外部評価(国際バカロレア試験等)および内部評価を通じて、45点満点中、原則として24点以上を取得する必要があります。配点は、6科目につき各教科7点(計42点)。さらに、必修要件コア、知の理論と課題論文の評価結果の組み合わせに応じて最大3点が与えられます。
IBDP認定試験は世界中のIB認定校で世界同時に実施されます。5月試験と11月試験があり、4月入学を選択しているOISは11月試験となります。試験はおよそ10月20日～11月10日の期間で実施されます。結果は翌年1月に国際バカロレアより発表されます。生徒はその結果を進学希望大学へ願書として提出し、合否判定を受けることになります。
知念 仁衣奈さん
「文学」が一番好きでした。原作と映画を比べたり、作品が表現しているテーマに関した記事を読んだり、興味のある作品に持論を呈して先生と根拠を探したりする1対1型の授業がとても楽しかったです。進路を決める上で最も重視したのは、国際性です。今まで以上にグローバルな環境で学びたいと考えていたので、どれだけ留学生がいるのか、どういった提携校があるのかなどを調べました。大学では様々な分野の授業を受講して、ビジネスにおける心理学や、マーケティング戦略について学んでいます。
沖縄には数多くの中国人・韓国人観光客が訪れるので、大学では中国語か韓国語にも挑戦します。
将来は日本と海外の橋渡しの役割を担える仕事に就きたいです。多角的な視野で、多くの人々に良い影響をもたらす企画に携わりながら、どんなときも「人を大切にしていける人間」になりたいです。
池村 信さん
- 香港科技大学
- 香港教育大学
- クイーンズランド工科大学
- シドニー工科大学
数学と理科の授業が楽しくて好きでした。
理系が得意なことに加えて、先生の授業スタイルが斬新でわかりやすかったです。
進路を決める時は、自分がやりたいことや、興味を持てることを最重視しました。将来、自分が本当にやりたいと思える仕事をするために、自分の興味や関心を大切にしたいと考ています。
大学では、様々なプログラミング言語を学んでいきます。そして大学で学んだ知識やスキルを活かして、社会に貢献できるプラスアルファを作り出すことが目標です。学びや経験を活かして、人々の役に立つ技術やサービスを生み出したり、社会問題に取り組んだりすることで、世の中を少しでも良い方向に変えていける自分に、社会に貢献していける存在になりたいと思います。
前里 渉真さん
いまのところ大学生活は順調で、不安もありますが楽しく生活しています。
勉強面では、高校の時より課題が多くて、自主学習をする時間が増えたと感じています。OISでレポートなどの書き方をしっかり身につけていたので、1つ1つの課題を順調にクリアすることができています。 そして課題以外にも自分が興味を持ったことを自主的に学べています。 学ぶためのこうした環境が整っていることに満足しています。 私たちに続く後輩のみなさん、大学生になる前に自らの学習スタイルをしっかり確立しておいてください。大学では自習の時間や課題にかかる時間が圧倒的に多くなるので、そこを確立しておけば、ストレスを感じずに効率的に学んでいくことができます。
Japanese Universities国内の大学へ
国公立大学<全34校>
東京大・京都大・筑波大・東京外国語大・東京芸術大・お茶の水女子大・金沢大・名古屋大・東北大・大阪大・岡山大・国際教養大・横浜市立大・大阪市立大 ほか20校
私立大学<全44校>
早稲田大・慶應義塾大・工学院大・国際基督教大・順天堂大・上智大・玉川大・東洋大・法政大・立教大・関西学院大・立命館大・近畿大・京都外大・青山学院大 ほか29校
Overseas Universities海外の大学へ
世界に2500校以上
ハーバード大・ボストン大・ペンシルバニア州立大・コロンビア大・カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)・スタンフォード大・カリフォルニア大バークレー校・オックスフォード大・ケンブリッジ大・キングスカレッジロンドン・エジンバラ大・シドニー大・メルボルン大・トロント大・クイーンズランド大・ブリティッシュコロンビア大 ほか世界に多数
- 医学部
- 東京医科歯科大・北海道大・筑波大・岡山大・名古屋大・愛知医科大・広島大・鹿児島大
- 歯学部
- 東京医科歯科大・北海道大・鹿児島大・岡山大・広島大
- 薬学部
- 北海道大・岡山大・広島大
- 獣医学部
- 北海道大・鹿児島大
国内大学への進学をめざす場合、一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜、国際バカロレア選抜の４つの方法があります。 本校の教育は、国際教育や探究教育で個々の生徒が知識を深めながら自己肯定感を育む特徴あるカリキュラムとなっています。 従って本校では、IBコースの生徒にはIB選抜を、ILAコースの生徒には総合型選抜(旧AO入試)を推奨しています。
■総合型選抜
条件を満たせば誰でも出願できる選抜方式です。大学が求める人物像(アドミッション・ポリシー)に合う人物を入学させるために、国公立大の一部、私立大のほとんどが導入しています。
■IB入試
IB入試とは「IBDP生専用」の、IBDPを取得した全ての学生に受験資格が与えられる入試制度です。各大学、各学部によって条件が異なりますので、早めの情報収集と目標設定が大切です。
日本からの海外大学への進学者は増加傾向にあります。
英語圏である米国・英国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドが中心ですが、現在は台湾、韓国、中国のアジア諸国への進学も増えてきています。また、ヨーロッパには英語で単位が取得でき、さらに授業料の安い大学も数多く、これから注目されます。
■IB入試
国際バカロレアは、国際的に通用する大学入学資格として世界の多くの国々の大学で幅広く受け入れられています。海外の大学入学者選抜では、1800以上の大学で国際バカロレアを活用した入学審査システムが採用されています。IBDPはあくまで入学を希望する際の資格の1つで、ほかに、その国や大学で定めている試験のスコア等も必要とはなりますが、国際バカロレア資格で進学できる大学は世界各国で増加中です。
■ILAコースからの海外大学進学
ILAコースで学んだ生徒も海外の大学に出願することができます。
できるだけ早く目標の大学を選び、求められる学力や語学力を身につけながら準備する必要があります。
■英語能力試験証明書
総合型選抜に不可欠な証明書の一つです。 国内大学への進学には英検・TOEFLが、海外の大学進学にはTOEFLやIELTSが必要です。
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